タマリスクの由来

タマリスクは、古代イスラエルをはじめ、中東の砂漠地帯に育つ木です。

乾いた大地に深く根を張り、ゆっくりと時間をかけて成長していきます。

聖書の中で、アブラハムはベエル・シェバに井戸を得た後、そのそばに一本のタマリスクを植えました。

「アブラハムはベエル・シェバに一本のタマリスクを植え、その所で永遠の神、主の御名によって祈った。」

創世記21:33

タマリスクは、深く根を張って地下の水を吸い上げ、その木陰に涼しさをもたらします。

しかし、大きく育つまでには何十年もの歳月がかかります。

だからアブラハムは、自分のためではなく、これから先の世代のためにこの木を植えたのです。

いつの日か、誰かがその木陰で休み、力を得ることを信じて。

この物語こそ、私たちが「タマリスク」という名前を選んだ理由です。

私たちは、日本の教会に、イエス様が示された人と人との関係を通して弟子を育てる文化が根づいていくことを願っています。

それは、一夜にして実現するものではありません。

何年も、何十年もかけて育てていく働きです。

私たちは、その完成を見ることはないかもしれません。

それでも、今日植えた一本の木が、次の世代の木陰になることを信じています。

そして、日本中の教会で弟子が弟子を育て、新しい教会が生み出されていく未来を心から願っています。

私たちの働きが、一人でも多くの人にとって「一本のタマリスク」となりますように。